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チタンサイレンサー − トライアル

以前つけていたTRDのサイレンサーは音の質は非常に良いのですが、エンドピースのみという性質上、性能に大きな差はありません。そのため、マフラーとしての性能よりも軽さが大切になってきます。 そこで、トライアルから出ていたチタン製のサイレンサーに変更しました。

軽さ

純正マフラーは16キロ程度で、TRD製も純正より数キロ軽いだけでしたが、チタンサイレンサーは4キロに達しません。結構大きなパーツなのですが片手で軽々と持ち上げることが出来ます。この10キロ以上の軽量化の恩恵は大きく、タイムにも効果がしっかりと現れました。

音と性能

性能はTRD製と比べて特に変化は感じません。TRD製と同じく純正と比べるとハイカムに入ったところでグイ、とトルクが変化するのが分かるようになった程度です。特性の変化といったレベルで、これが性能の向上かどうかは分かりません。むしろ単にカム切り替えの滑らかさを失っただけの可能性もあります。 しかし音は明らかに違います。TRD製は他所の迷惑など考える必要もありませんでしたが、これはある程度気にしなければいけないレベルです。一応2008年当時の車検には通るように作ってあるそうです。もちろん個体差や他のパーツとのマッチングにもよるでしょうが、爆音設計というわけでありません。 音自体は凄くいいと思います。耳をつんざくような音はしません。

デメリット

一番のデメリットは間違いなく価格です。チタンは鉄やアルミと比べコストが高く、製品もそれだけ高価になってしまいます。なので軽量化を強く意識するのでなければステンレス製のマフラーでも問題ありません。特にセンターパイプ*1とセットで交換する車種では性能の向上も見込めるので選択肢として考えられますし、TRD製と比べ他社のステンレスマフラーは比較的軽量に出来ていますので、チタンほどではないにしろ軽量化のメリットを享受できます。 今では原材料の高騰により更にその価格の高さが際立っていますので、価格に納得できない場合はステンレスマフラーを選ぶのが無難といえそうです。

Key Words

*1センターパイプ
排気管はフロントパイプ、触媒、センターパイプ、エンドパイプの4部品に分かれていることが多い。センターパイプやフロントパイプまで交換する場合はある程度の性能向上が見込まれるが、エンドパイプのみを交換しても効果は薄いのが一般的である。